石狩教育研修センター理論研修会
「東日本大震災から学ぶ
〜避難所として学校が取り組んだ事〜」終了
日 時 | 平成24年1月23日(月) 14:00〜15:30 | ||||||
会 場 | 石狩教育研修センター | ||||||
講 師 | 菊地 秀敏 氏 (宮城県仙台市立高砂小学校 校長) |
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参加者 | 42名 | ||||||
研修会 の ようす |
甚大な被害となった東日本大震災で、避難所として多くの被災者を受け入れた仙台市立高砂小学校。学校長としてどのような対応を迫られたのか、菊地校長先生に当時の様子を詳しくお話ししてくださいました。 |
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1.はじめに 2.東日本大震災 発災から引き渡しまで (1) 発災 (2) 避難誘導 (3) 津波警報 (4) 引き渡し 3.避難所運営について (1) 職員の対応 (2) 避難所設営 (3) 高砂地区地域防災協議会 (4) 本部設置 (5) 運営会議 (6) 支援ボランティア (7) 運営の実際 4.学校の復興に向けて 5.仙台市内他校の状況 6.学校経営について (1) 経営目標の見直し (2) 教育目標と計画 (3) 行事予定 (4) 復興に向けた実践 (5) 復興プログラム 7.まとめ |
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最後に、参加者から次のような質問が出されました。 ○避難所での一般教職員の動きや生活について ○子どもたちへの震災の影響について など |
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参加者 の 感想 |
○とても良かったです。現場の話は参考になりました。一生のうち経験するか否かわからないことですが、話を聞いて頭の中に入れておくことは大事なことと思います。人ごとではなく、自分のこと、自分ならどうするか等考える機会になりました。我々が大きなできごとに対し、準備できることがたくさんあると思いました。このことを語り継ぎ広めることが必要だなと思いました。 ○震災時の実際の誘導、引き渡しの仕方、避難所の運営について具体的に聞かせていただいて大変参考になりました。適切な判断、決断力、行動力、いかにリーダーシップをとることが大切かということを感じました。防災教育を改めて考え、見直していこうと思います。 ○宮城沖地震に備えていたという点、石狩とはかなり条件に差があると思いました。北海道も災害がないわけではありませんので、行政と共に学校が避難場所になる場合の対応を考え備えていく必要があると痛感しました。さらに、学校ごとに何ができるのか検討も早急にしていくことも必要かと感じます。 ○「自分がやる」という姿勢はとにかく大切なのだと感じました。それは震災のみならず常々そういう思いを心の中に留めて、とりわけ教師は仕事に向かうべきだと思いました。お忙しい中貴重なお話しを聞かせていただき本当にありがとうございました。 ○備えのある危機マニュアル作りの大切さ、町内会とのつながり、ペットとの共生まで温かく、きめ細やかな学校経営、避難所の運営をされていて驚きました。私も子どもたちのために何ができるか考えて過ごします。もっと多くの先生方に聞いていただきたかったと思いました。冬休み中の実施が良かったと思いました。 |